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陽だまりの彼女/感想・「2011年おすすめ文庫大賞」の1位、奥田浩介を想う渡来真緒の気持ちが素直…ネタバレ注意。


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寄稿を頂きました。

陽だまりの彼女

「2011年 おすすめ文庫大賞」の1位として、TUTAYAのコーナーで目にした。気になってはいたが、手が出ず時は2013年冬。松本潤主演の映画のCMを見て寒い季節だし、ほっこりした気持ちになりたい!と再度本屋へ足を運んだ。この小説の何が面白いかというと、ラストにおもってもみないようなどんでん返しがあるところだ。

まずは主人公の奥田浩介を想う渡来真緒の気持ちが素直すぎて、こんなにも一途に誰かのことを好きだと思い。長年にわたって思い続けられること。誰かのためにオバカキャラから、誰もがしってるような企業に勤めるような女性になる努力をしていたことが同じ女性としてすごいと思う。私は入浴中に読んでいたのだが、真緒は次は何をするの?何をしてこうなったの?と続きが気になってお湯が冷めてしまうくらい入浴してしまうほどだった。そして、ラストまでいくと「ええー」と声がでてしまい。どこから伏線がはられていたのか?探すためにもう一度最初から読みたくなる小説です。