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軍靴のバルツァー2巻(中島三千恒)感想&あらすじ・バーゼルラントの王立士官学校にて「軍事顧問」として派遣された…ネタバレ注意。


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次第に生徒と打解け始めた所、まさかの国民デモ勃発!

面白いところ。

バーゼルラントの王立士官学校にて「軍事顧問」として派遣された「ベルント・バルツァー」。バーゼルラントにおける旧式の訓練や武装に一苦労しながら、徐々に生徒達の信頼を物にしていた。そんな時、工業都市ロットリンゲンで大規模なデモが発生。参加者の中には大量の一般市民達も混じっていた。しかもあの人物が今回のデモの首謀者に仕立て上げられてしまった。本当の黒幕とは、そしてその目的とは。バルツァー達は如何に今回のデモを集結に導くのだろうか?

好きなキャラ。

ヘルムート・マルクス・フォン・バッベル。貴族の出身であり、所属している騎兵科の主席。固い印象で、全く隙を見せなかったヘルムートの「意外な一面」を垣間みれるのも2巻の醍醐味です。

好きなエピソード。

「第9話 索敵」デモの開始とヘルムートの意外な側面が凝縮された、読み応えのある1話。この第9話を読んで続刊の購読を決定しました。

作品に関する思い出。

この2巻を読んですっかりハマってしまい続きの購入を決定しました。どんどん濃くなっていくストーリー展開に久しぶりに胸が躍りました。

おすすめ。

19世紀ヨーロッパ史が好きな方には特にお勧めな作品です。これはあの国がモデルになっているのでは、とかここは史実と少しずれている気がする、等(注:史実漫画ではありませんが)検証していくのも楽しみの1つです。