TVアニメ化も決定、女子中学生が模索する「よさこい」。
面白いところ。
日本のお祭り「よさこい」をテーマに取り上げた珍しい作品です。主人公「関谷なる」はある晩月夜の下で踊る少女を目撃してからその踊りに魅了されてしまったのです。屋根の上を軽やかに舞うその姿はまるで妖精のよう、何の取り柄も無い自分とは違ってキラキラしたその姿にすっかり憧れます。親友、笹目ヤヤもバンドのオーディションを受けようとしていたりと、皆自分に自信がありそうなのに、自分には何も無いからと消極的な彼女。なるの中にある『輝きたい』という想いがどのような形で表現されて行くのか、とても見物です。
好きなキャラ。
関谷なる。表紙のなるがあまりに可愛くて購入しました。セーラー服の上から桜色のよさこい衣装を羽織って、頭に大きなサクラの花飾り!この表紙イラストだけで私のなる欲は満たされました。
好きなエピソード。
「6組目 となりのゴクドーさん」よさこいショップで堂々と冷やかしに来た宣言をしてしまう所が大好きです!よさこい用品の解説もされているので、ためになります。そして終盤ヤヤちゃんのツンデレっぷりが最高でした。
作品に関する思い出。
単純に絵柄の好みで購入したので、もう少し緩めの萌え系なのかと思っていたら、想像以上に色々な展開が入っていて楽しめました。発売初期に購入してしまった為、2巻が待ち遠しかったです。
おすすめ。
各地で開催されながらも、なかなか取り上げられる事の無い「よさこい」をテーマにしたこの作品。これを機会に少し文化としても興味が出ました。第1巻を読むとかなり続きが気になる内容でオススメです。