ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

ドールマスター(井原裕士)感想&あらすじ・主人公がフィギュアを作る造型師というのは…ネタバレ注意。


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

一言感想

人形を動かせる力に感動しフィギュアにはまっていく女の子の成長と恋の物語

面白いところ。

主人公がフィギュアを作る造型師というのは見たことが無かったので面白いと思いました。しかも落ち着いた大人の男性なので、ストーリーの展開もあまり見ないものでした。ヒロインがアプローチしても脈も無く。でも最後まで読むとそれも伏線になっていたりして練りこまれていました。

好きなところ。

ヒロインの雛子は久具津巧の人形師としての腕にほれ込み弟子入りします。久具津は主にフィギュアを作ってイベントに参加したりしているので雛子もフィギュアを作り一緒に参加するのですが、売れたり売れなかったりする様に共感出来て好きです。久具津の方は超一流の腕ですがそれでも売れなかったりするのもリアルなイベント感があっていいと思います。

好きなキャラ。

ヒロインの雛子です。大学生で元々かわいい人形は好きでしたが、久具津のクオリティとフィギュアが人間になって動く所をみて弟子入りしてしまいます。素人同然から一所懸命努力して一人前になっていくのがすごく好きです。久具津の事が好きでそちらも一所懸命アピールしますがいつもかわされてしますのも可愛いと思います。

好きなエピソード。

フィギュアを作る事になった雛子が初めてイベントに参加したときの話。メインのエピソードは別なのですが、初めて自分の作ったモノが売れた時の感動やイベントに参加して感じたことなど共感できる事が多くて好きです。

おすすめ。

話の筋としては雛子が人形師として成長する話、各キャラの恋愛模様、そして久具津の家に伝わる人形を動かす術にまつわる話、といった所なので大体の人は楽しめると思います。でも自分で何かを作って直接売ったりした事のある人はより共感出来て面白いと思います。

作者に関して。

この漫画の裏表紙には作中で久具津が作ったフィギュアのキャラを実際にフィギュアにした写真が載ってます。一巻の裏表紙は作者さん本人が作ったそうで結構なクオリティです。イラストがリアルで上手いと立体も上手いのかと思いました。でも2巻以降はプロの方に頼んだそうです。