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鑑識特捜班・九条礼子③感想&あらすじ・工場経営の資金繰り、町金融、銀行融資、自殺…(ネタバレ注意)。


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鑑識特捜班・九条礼子③~骨を知る女「殺害現場に残された‶甘い微粒子〟が暴く巨悪の謎!~」

 タイトルが長い!書き切れませんでした。
 「巨悪の謎!」の続きは「3つの殺人連鎖とナゾの復讐劇」です。何故この欄でわざわざタイトルの続きを書いたかというと、長いわりには内容的には、ミステリーとしては『ん~・・』という思いがしたからです。工場経営の資金繰り、町金融、銀行融資、自殺…、などを扱かったものでしたが今ひとつでした。
 でも、出演者の良さで楽しみました。

 何と言っても「渡辺えり」さんです。彼女のドラマはいつもスカッとして気持ちがいいです。もっとも、シビアな恋愛ドラマというのも想像がつきませんが…。彼女の演技に対する気持ちの表れでしょうか。ピシッとしたものを感じます。役者の仕事だけでなく演出や脚本の仕事も行っているのを知った上で観ているからなのでしょうか。とにかく、いつも観て損はないものばかりです。私は彼女の舞台は観に行ったことはないのですが、絶対お客様に損はさせない舞台なのでしょうね。
 また、村田雄浩さんも良かったです。最近はコミカルなものが多かったですが、むか~し、村田さんがこういう設定の役のドラマを観たことがあるのですが、最初は主役の相棒のような存在かのように見えていたのに、最後は『へぇ~?』といった感じで、実は犯人だったんですぇ…。
 えりさんと、安達祐美さんや石原良純さんとのやりとりが面白かったです。
 ドラマって言葉(セリフ)が重要ですよね。
 次回も絶対観ます。