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Flat-フラット全8巻(青桐ナツ)感想&あらすじ・主人公の平介は秋くんという男の子にとある切っ掛けから…ネタバレ注意。


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  • 超マイペース男子高校生と耐え忍ぶ保育園児のほんわか日常物語。

ものすごくゆるっとした主人公の平介は秋くんという男の子にとある切っ掛けからえらく気に入られ、頻繁に平介の家に預けられるようになります。
そんな平介と秋くんを中心とした日常生活のお話しなんですが、まず平介がとても素敵です。……素敵っていうか、本当にゆるっとしてて、何があっても「ま、何とかなるんじゃない?」とか言ってたりします。実際いたら登場人物たちのように私もヤキモキしてしまうのかもしれませんが、漫画で見ていると逆にそういう様子に安心感を感じます。

平介はお菓子がとっても大好きで、趣味はお菓子作りです。平介はしょっちゅうお菓子を作っては学校に持ってきたりするのですが、友人たちはそれを当然のことのように一緒に食べます。その様子は本当に無遠慮で、友人たちはお礼もほとんど言わないどころか、平介が食べる分のお菓子までかっ食らったりします。平介本人は「嘘でしょ……」なんて涙ぐんだりしますが、平介はとても自然な流れでいつでも決して怒りません。別に心が広いってわけじゃないです。うまくいえないけど、多分読んだらわかります。あまりに怒ったり反撃しないんで、後輩や友人から逆切れされるほどです。
そしてこの漫画で描かれるお話しの全てはとても面白いのに、特別だったりしません。
全体的に彼らの日常生活の枠を超えてないんです。それが当たり前って感じ。
社会人になって、「いろいろなことにちょっぴり疲れてしまった」なんて方が読むと、もしかしたら、癒されるかもしれません。