BORDER・第六話「苦悩」5月15日放送
何の気なしに見始めたBORDERですが、小栗旬、こんなにシリアスでカッコ良かった!?って驚きです。
これまでは、主人公の石川がどんな人間なのか、あまり描かれていませんでした。名前が「石川」っていうのさえ、なかなかわからなかったくらいです。
この回で、過去の出来事で、石川の心には大きな傷があることがわかりました。その傷を刺激するような犯罪で、途轍もない激しい怒りと、その反動のような静かな悲しみが描かれています。
小栗旬、うまいなあと感心しました。
石川を助ける胡散臭い人たちも、すごい良い。あまりに個性的で、ヘタをすると嘘臭くて陳腐になるだけのキャラが、シリアスなドラマにぴったり収まっています。これは、なかなかないことだと思います。キャストがいいのはもちろんですが、スタッフの方もきっと素晴らしいんですね。何一つ見落としたくないので、画面に釘付けです。
久々に当たりのドラマだと思います。続きが楽しみで仕方ないです。