君に届け21巻 それぞれの進む未来
君に届け21巻は、ホワイトデーから始まります!それぞれの相手からプレゼントをもらい、お互いの進むべき進路のことで気持ちが揺られたり変わったり…
千鶴は、龍が地元から離れた大学に進学することに素直に喜べないでいます、それに爽子もあやねも地元から離れようとしてる事にも寂しく思っているようです。
あやねは、ピンから言われた「もうひととび出来る子」と、ケントから言われた「そのままのあやねちゃん」と言う言葉にゆらぎつつ、東京の大学へ行くことを決めました。ケントとの進学に対する情熱が違くて、まだその事をケントには言えずにいます。
爽子は、地元の大学へ行くことを決めていて翔太が同じ大学への進学に喜んでいましたが、ピンからは地元ではない国立大学を進められ、あやねやくるみのいる塾へ通うことに…翔太も何と無く爽子が他へ行く事に感づいているようです。
個人的に、くるみが教師を目指しているのには驚きましたが、将来への強い意志、地元を離れる不安、期待など、自分の事を思い出しながら読みました。そして、やはりピンは先生として最高の先生だと思いました!