一言感想
できたばかりのデコボコチームの結成です。
面白いところ。
スポーツ漫画が好きなのですが、その中でも野球が好きなので読み始めたのですが、しっかりがっつりはまりました。
気の弱いオドオドした三橋は、高校ではもう野球をしないと決めながらも、新設硬式野球部の見学に行き、女性監督のモモカンたちの後押しもあり入部することになりました。
球威もなく、110キロにも満たない数値の遅いストレート。
それが三橋の最大の武器となるのですが、何といっても素晴らしいのが、コントロールです。
三橋の持つ9分割のコントロールと、特徴的なストレート(のようなもの)に、キャッチャー阿部は惚れ込みバッテリーを組むことに。
とにかく三橋のオドオド感が笑えます。なんでそんなにビビってんの!?と聞きたくなるくらいに気弱です。
それでも、そんな弱気でも自分はマウンドを譲りたくない、ピッチャーを下りたくないという強い気持ちを持っていて、どうしても応援したくなるような気持ちになります。
細かい野球技術なども、わかりやすく絵もすっきりしていて読みやすくていいなあと思います。
好きなエピソード。
部活見学の最中、自分に自信がない三橋ができない、ムリといったようなことを繰り返すため、モモカンの気合の一発・ケツバット。
女監督であることを馬鹿にされたモモカンの気合の手絞り夏みかん。
かなりインパクトのある場面の連発です。
その様子に驚いたりひいたりする選手たちの表情も笑えます。