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デトロイト・メタル・シティ全10巻(若杉公徳)感想&あらすじ・松山ケンイチが主演を務めた映画でものすごく大人気に…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

松山ケンイチが主演を務めた映画でものすごく大人気になった作品です。私はこの作品の主人公の根岸宗一という男が嫌いです。こういう渋谷系の感じは別に嫌いというわけではないですが、あの髪形も気持ち悪いし性格もねちこくちイライラするしなにより生理的に気持ち悪いです。そんななよなよした男が本当はやりたかったのはポップミュージシャンなのに入った事務所が真逆で全く好きじゃないメタルをやるという展開は面白いです。

意外としっかりしたメンバー構成で、嫌だ辞めたいこんなはずじゃなかったなどと言っている割にはどんどんと知名度を上げて売れていってこんなことが人生でおこったら面白いだろうなと思いながら読んでいました。この作品を調べたところ、DMCのドラム担当のカミュという男が「ステレオタイプなオタク像そのもの」と紹介されていて読み進める内になんだか夫と似ているような気がしていや違う夫はもっとこうだと自分に言い聞かせながら読んでいたのでカミュの私服の時のシーンが出てくるのはひたすら恐怖でした。彼をそんなふうに見ているのは私だけでしょうが。ヒロインの相川由利という女性が出てくるたび、なんでこんな変な気持ち悪い男と一緒にいるんだろうと憐れむように読んでいましたが映画化した時の女優が加藤ローサだったのですごく美人に見えてしまい、余計憐れに見えてしまいます。主人公が勘違いの暴走してめちゃくちゃになって面白いという流れはすごく楽しいので完結してしまってちょっと残念に思います。