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AGEHA全2巻(六道神士)感想&あらすじ・主人公は楯葉心記、最愛の彼女朱波と付き合って…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

読み終えてウルッと来るような感動する感じと、ちょっと怖い感じがしました。主人公は楯葉心記という男の子。彼は、最愛の彼女朱波と付き合って初めて結ばれようとしていました。でもそれは妄想か幻想で実際には一人だったと彼女の姉に言われます。もうこの時点で意味がわからないのですが、次の日一緒に登校する途中で彼女が主人公の目の前で轢き殺されます。

しかし彼女の姉の助言によりコンテニュー、目覚めるとそこには生き返った彼女が自分を起こしに来ているのです。そして登校すると今度は外が砂漠になっていて、さまよっているうちにずっと前から水分をとっていなかった彼女は脱水状態になり死亡。また次の日には生き返る。これの繰り返し、というか延々とループしていくストーリーにぞっとしました。何が起こっているのかよくわからないシーンがよくあり、これが意図的ならばそうとう怖いです。たまに主人公自身も死にます。姉がどういう存在なのか良くわかりませんが、頻繁に主人公のそばにはいるようです。最終話、天使になった彼女を見つけた主人公は彼女を取り戻し、ついにループから抜け出します。姉は「ふんやっぱりひとりか。さびしくなんかないさ」とどこかへ向かっていきます。彼女は死んでいたのでしょうか?「そのうちまた誰かが夢をみるさ」と言い残し作品は終わります。不思議でちょっとさびしくなるような話でした。