感想
主人公は空山海という大柄な男。乱暴で、優しさがあるのかないのかよくわからない性格です。外見からは全く判断できませんがなんと彼は17歳という設定で、信じられないくらいの鋭い味覚の持ち主です。偶然立ち寄ったラーメン屋さんですごくまずいラーメンを食べ、そのラーメン屋の女店主の事情を知った空山は100万円で店を大繁盛店にしてやる!と宣言します。ライバル店の「私語厳禁」「食べている途中で水を飲むの禁止」といった意味不明のルールがあるのですが、こういうお店たまにありますね。
お客様は神様とは思わなくてもいいですが、食べに来ている人に強制するのはどうなのかと思います。改良されたスープですが見ているとすごくおいしそうです。特にたこの干物で出汁をとるところなんてたこ好きなwたしからしたら本当にたまりません。チャーシューに使われている「ミラクルポーク」というのが実際にいるのかはわかりませんがすごくおいしそうです。人物の顔や表情もかなり力強く描かれていてみているとなんだか力が入ります。舞台となるラーメン屋の場所は昔阪神大震災があった場所らしく、その震災について私はあまり知らないのでちょっと感慨深いなと思いました。つわりがおさまって、久々においしいラーメンが食べたいなと思いました。