」で便利でお安く。感想
自転車と人とのつながりを描いた作品です。峠アオバという小学生の女の子が主人公で「アオバ自転車店」という名前は彼女が生まれた時に改名されたそうです。この作品で面白いところはこれまでまったく自転車に興味がなかった人たちが少しずつ変わっていく、というストーリーがあるところです。今は妊娠しているので乗れませんが、子供のころは自転車がないとどこにもいけないくらいの田舎に住んでいたので無くてはならない存在でした。
ただ大事に乗っていたかといわれるとただの乗り物としか見ていなかったのでメンテナンスなんてすることもなく、雨風にさらし、乗れないくらいではないですがサビだらけでした。今も夫と同棲したころから乗っていた自転車もカバーをかけることもなくそのまま放置なのでサビだらけ、まったく乗っていないのでなんだかかわいそうに思っています。この作品の主人公が見たら怒り狂いそうなくらいの放置っぷりなので申し訳なくなりました。かなり長く連載をしていたようですが、実家に置いてあったものだったのでまったく知りませんでした。どうも第3部まであるそうですごく長く愛されているんだなあと思いました。最近話題になっている、ブレーキのない自転車の話もありましたが世の中には器用な人もいるなと感じました。
