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宇宙戦艦ヤマト2宇宙戦艦ヤマト2/アニメ最終回感想&あらすじネタバレ注意!愛の戦士たちの設定を引き継いだテレビシリーズとのことでした…。 #ANIME


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宇宙戦艦ヤマト2 そして古代は生き残った

宇宙戦艦ヤマト2は、先に放映されていた映画、さらば宇宙船かヤマト-愛の戦士たち-の設定を引き継いだテレビシリーズとのことでした。映画は、生き残った乗組員が20名ほどで、主人公の古代をはじめとする多くの戦士たちが、自公犠牲的で壮絶な最期を迎えた作品でありました。物語の最後での、古代が、先に殉職した恋人雪の亡骸と共に、敵の超巨大戦艦への特攻を行うという結末には、小学生だった私も、涙をぽろぽろ流しながら見たのを覚えております。

テレビシリーズも、同じような結末を迎えるかと思って見ていたのですが、古代も、恋人の雪も、劇中で宇宙を漂流していた島航海長も、テレサのお陰で生き残りました。ヤマトの代わりに、テレサが、超巨大戦艦と戦ってくれたのです。
彗星帝国ガトランティスの暴虐ぶりを宇宙に訴えたのはテレサで、その真意を聞きに、地球防衛軍に反逆まで起こしてやって来たのがヤマトでありました。しかし、テレサは自らの超能力により、テレザート星を滅ぼしてしまったという悲しい過去を持っており、情報を提供するだけで、自らはもう二度と戦わない決意をしていたようでした。ところが、ヤマト乗組員との交流し、特に島を愛してしまったことから、彗星帝国との戦いを決意したのでありましょう。
デスラー総統との戦いの最中、宇宙を漂流することとなってしまった島航海長でしたが、テレサに救われ、古代たちの元に送り届けられました。島には自らの血液を与えたので、自分も島と共に生き続ける、そう語り、彗星帝国との戦いに赴いたのです。
テレサのお陰で地球は救われました。いつもバカ笑いながら、傲慢な態度を示していた敵の大帝スオーダーも、反物質を操るというテレサの超能力を前にして、なすすべもなく、宇宙の塵に成り果てました。何か、憐れみに通ずる感情を抱いたことを覚えております。
ヤマト2のお陰で、ヤマトシリーズは存続出来る事になりました。後で聞いた話ですが、デザインなどを手掛ける松本零士先生が、この素晴らしい作品を終わらせるのは惜しい、と訴えたから、とのことでした。もっとも、その後のプロデューサーの西崎氏との醜い裁判の結果、松本先生はヤマトに関わることが出来ないという、残念な結果にになってしまいましたが。