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舞姫テレプシコーラ全15巻(山岸涼子)感想&あらすじ・埼玉県で暮らす篠原六花という小学5年生の少女が主人公…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

埼玉県で暮らす篠原六花という小学5年生の少女が主人公。自宅でプロのバレエ教室をしているため、バレエを習っていましたが、六花は単純に踊るのが好きでのんびりとマイペースにバレエを踊っていました。この作品では読んでいる人の心をえぐり取られるような悲しい現実を主人公が直面したりするのですが、ただそれが主人公だけではなく、まだ年端もいかないような少年少女たちが本当につらい思いをしてバレエを踊っているところがなんとも苦しい感じにさせられる作品です。

主人公自身の実力があるのでそれで主人公がぱあっと笑顔になるシーンがあるのでそこが少し救われます。そんなに苦労してまで打ち込むことだろうかと思ってしまいますが、最終的に栄光をつかんだ彼女は本当によかったなと心から思います。身体的特徴が大きく出る競技ってたまにありますがそれをコンプレックスに思って心を病んでしまうほどに思いつめるのなら私が母親なら辞めさせたいです。ましてや女の子だし、賞がどうしたんだよそんなのとらなくたってしなないだろと言い聞かせてしまうだろうと思います。そういうことが許されない世界なんでしょうか。やっぱり悲しすぎます。くるみ割り人形などといった作品が出てきますが、一体何をもって上手い下手なのかもはや分かりません。私にはそのバレエの芸術性がわかりませんが、これから先の将来、全員幸せになってほしいと心から思いました。