八田鮎子 オオカミ少女と黒王子3巻
オオカミ少女と黒王子3巻を買いました。
恋愛経験ゼロの主人公エリカと、学校のイケメンキョウヤとの高校生恋愛ものです。
しかし、このキョウヤが、黒王子と呼ばれるだけはある、どエスのすさみまくったひねくれ者。
エリカを犬のように扱い下僕からのスタート。
この巻ではエリカが犬から彼女に昇進すべく、奮闘するのですが、これがかなり健気。
しかも、キョウヤとは正反対の、女子に免疫無しのオドオド少年、日下部君が登場。
彼は本当に一途で可愛い。
そんな彼といた方が幸せなんではないかと悩むエリカ。
このありがちな状況が、共感出来ていいです。
なんでも一生懸命で優しい日下部君。そして、やっと黒王子から解放されそうはエリカ。
しかも、日下部は優しいだけではなく、キョウヤに面と向かってエリカをどう思っているかと聞く勇気もあって、女子は胸キュンものです。
モメた原因はバレンタインのマフィンなんですが、これを受け取らず、断るときのキョウヤのどエス、人でなし具合のセリフも驚愕です。
酷すぎる、とはわかっていても、その裏にはヤキモチがと思うまたキュンとしてしまいます。
また4巻にちょうどいい所で続くで、続きが気になります。