ナカノ実験室

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桃の魔術師・3巻まで(原作:原田重光・作画:荒木宰)感想&あらすじ・主人公、四堂清志。彼は14歳の中学生で、風紀委員長でとても真面目な…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

人の色恋を支配し、”性”を司る禁断の魔術、桃魔術の本を古井書房という古本屋で見つけた主人公、四堂清志。彼は14歳の中学生で、風紀委員長でとても真面目な男の子です。その本を手に入れた主人公は性霊エロスという女の子と共に学校でおこる様々な事件をいかがわしさ満載で解決していくというストーリーです。登場する女の子たちは普通にカワイイのがいいです。

主人公の男この子が本気で事件や悩み事を解決する気があるのかどうか良くわかりませんが結果的にさっぱり解決しているようなのでいいんだろうなと思います。黒魔術、白魔術など既存の魔術を例に挙げたうえで桃魔術と言われるとなんだかインチキくさいですが、人間の欲望がなんたら、みたいなそれっぽいことを並べられるとなんだか本当にそんな気がしてくるので不思議でした。

最初にこんなスケベなことができるかどうかをエロスに聞き、「勘違いしないでほしい!」と宣言するという流れが定番となっているところが面白いです。体の造形がたまに変なところもありますが、ヘルシーなセクシーさというか、健康的な感じを保ちつつ描かれているのでどこかひいてしまうような人体構造はしていません。自らの体を犠牲にしてでも人に尽くしているようなシーンが何度も出てきて結構実はまじめなのかなと思いました。