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映画感想レビュー「杉原千畝:スギハラチウネ」評価ネタバレ注意・第二次大戦中にユダヤ人に命のビザを発給した外交官の実話。 #MOVIE


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杉原千畝、第二次大戦中にユダヤ人に命のビザを発給した外交官の実話

 岐阜県の八百津町出身の「杉原千畝」は第二次大戦中にリトアニアの領事をしていた人で、ナチスの迫害を逃れるため国外への脱出を図ったユダヤの人たちに日本への通過ビザを発給して何千人もの命を救った偉大な人だったと7、近年にその業績が再評価されています。

千畝役の唐沢寿明が政府との板挟みの中、決断していく様をうまく演じていました。はじめは政府に背くことに迷っていたのが、日本軍のやり方への疑問、領事館の周りに集まってくる親子連れの困り果てている様子、妻、小雪の助言などを受け、ヴィザの発給に踏み切っていくところが納得できる演技で見せてくれていました。さすがに力のある俳優だなと改めて思いました。
 思っていたよりもこのリトアニア領事時代は短く、その後はルーマニアに赴任し、日本の戦況を憂いながら、最後は捕虜となって終戦の時を迎えます。
 その間にリトアニアを出たユダヤの人々はシベリア鉄道経由で日本に渡り、そこからオランダ領に出国して迫害を逃れるのです。日本が見えユダヤの人たちが歓喜の声を上げ歌うシーンはジーンとしました。つらく長い旅を終え、命をつないだ人たちのために日本の外交官がかかわっていたというのは同じ日本人としてうれしい事です。とかく事なかれ主義、無力感から何もしないでいるうちに最近の空気は少し第二次大戦前に似てきている気もします。千畝のような自分の信念をもって生きることの大切さを思い出させてくれる映画でした。

ありがとう寄稿。

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