ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

感想・書評・水と原生林のはざまで。シュバァイツェル著・ネタバレ注意「高エルザスのカイゼルスブルクに牧師の長男として誕生」(レビュー)。 #読書


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

シュバァイツェルは1875年1月14日ドイツ領であった高エルザスのカイゼルスブルクに牧師の長男として誕生。母は温厚な人父方には音楽の才能に優れていたらしい。彼の幼児時代は牧師の家庭にあり平和と幸福の中に同情と感謝の性格がはぐくまれたと考える。

この同情と感謝とはシュバァイツェルの生涯を形成し特長づけるものと考える。彼の性格は21才の春の朝に太陽の輝きに目覚めた床の中で私はこの幸福を当然のことと受けとっはならない。何かを人に与えなければいけないと考え30才までは学問と芸術とにそれからは直接的な人間への奉仕に身を捧げるとの決心を生んだ。医師となって赤道アフリカ黒人の病気を救うことである。このように若い頃の決心がそのまま文字通りに実行されたことは彼の体力や意識の強さや才能は勿論奉仕の心につきると考える。アフリカにおいてもどんな苦難においても決して屈せることのない不屈な精神力には誰にもできない奉仕への心にただ頭が下がるばかりである。