ナカノ実験室

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感想・書評・大沢在昌さんの、『俺はエージェント』の題名がついた少しふざけた本と呼んでみた・ネタバレ注意(レビュー)。 #読書


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発行は小学館から出ている本で、はっきり言って途中で投げ出しました,大沢さんの作品は新宿鮫シリーズからずっと読んでおり,はっきり言って私の中では好きな作家の一人なんですが,今回の俺はエージェントは題名通りのふざけた本でした.

エージェントすなわち秘密諜報員に憧れを持つ青年(実は公安警察の秘密潜入捜査官)が、 老人(実はこの人物が エージェント)に近づき、20年以上も活動のなかった老人が秘密の指令を受けて、活動を再開する場面に遭遇し、老人の部下・相棒として活動していく物語です。
でも途中で、実は居酒屋の女将が(老婆)が、このエージェントを見張っていた敵側の工作員だったり、女将のの旦那も同じ工作員だったりと、老人ばかりが登場してくるお話です。

途中、老人エージェントの仲間の、これも老婆の孫(いろっぱい)までもが、老婆の代役として拷問係になったりと、ストーリーはハチャメチャで、だんだんとつまらなくなりました。
なんか、北杜夫さんが書いた、ハチャメチャな小説を想起させる本です。

そんな訳で半分近くまで読んだのですが、ばかばかしくなって投げだしました。

大沢さん、もっと面白い本を期待します。