頭の良さと稼ぐお金は比例しない。お金を稼ぐためにはお金を稼ぐことへの知性「ファイナンシャルインテリジェンス」が必要なのだという作者の言葉に共感しました。
貧乏はより貧乏に、お金のあるものは今あるお金をさらに大きなものにする。格差は広がる一方ですが、ファイナンシャルインテリジェンスはお金がないものにも役立つ知性だと作者は言います。
少しでもお金を稼ぐにはどうしたらいいか。自分のお金を税金などでとられないよう守るにはどうしたらよいか。などお金に対していろいろなことを考えて生活していく事が大事なことのように感じました。
会社のため、世の中のために働く、食べるために働くという意識で働くことを大事に考える事を必要ではありますが、そればかりになっていると金銭的に損する方向に向かってしまうことは常々感じるところであります。どうすれば自分が豊かになるかということも考えることも併せて大事なことなのではないかと考えさせられる1冊でした。