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おせん11巻(最終回)感想&あらすじ・君香(きみか)姐さんと君夫(きみお)兄さんの話とおせん終幕に向かう話で…(ネタバレ注意)。 #マンガ


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おせん 真っ当を受け継ぎ繫ぐ。11巻(最終巻)

10巻の最終話で布石があった君香(きみか)姐さんと君夫(きみお)兄さんの話とおせん終幕に向かう話で纏められた11巻でしたが、最初から最後まで江戸っ子人情の香るスピード感があって読みやすい漫画でした。
君香姐さんのお話では、日吉組の純さんと一升庵の清さんと君夫さんが揃い踏みで地面師(不動産詐欺師)に一泡吹かせるのですが、男っぷりが清々しく読んでてスカッとしました。

個人的には最後の去り際に君香姐さんにケチをつけた地面師に対して、一発殴りつけてから背中の刺青を見せて凄む清さんの一枚絵が壮観でした。こりゃ確かに銭湯へは行けない。(冒頭で一升庵の面子が銭湯で一番風呂を愉しむシーンがあるのですが、清さんは一人板場で仕込み)
最終話へと続く話は江崎家の話で、グリコさんが意を決して旅館を継ぐ決心をし、最終話で実家へ戻る前の最後の大仕事で一升庵の茅葺き屋根の葺き替えをして終了。
葺き替えには笠置の宿の男衆が勢ぞろいで、今までの登場人物がとっかえひっかえ描かれていました。
終了!!!という雰囲気では無く、これからもまた日常は続いて行くんだな。という、終わりだったので、12巻は?無いの???と思う方がいらっしゃるのでは無いでしょうか。
続きのお話があれば読みたいと思いました。