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学糾法廷第1話「スズキ君バラバラ殺人事件」感想&あらすじ・確定ネタバレ注意!逆転裁判やダンガンロンパといった人気ゲームに似た雰囲気を…週刊少年ジャンプ感想1号2015年


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おかえりなさい、小畑先生! 学糾法廷第1話「スズキ君バラバラ殺人事件」

骨のありそうな新連載が始まりましたね。どこかで見た絵柄だな、と思ったら小畑先生でしたか!相変わらず頭一つ、二つ分飛び抜けた画力をお持ちでいらっしゃる。
小畑先生が絵を担当するということは、それだけこの作品にかける期待が大きいということでしょうか?

小学生版の裁判とは、面白いところを突いてきたなと思います。クラスで起きた問題(事件)に対し、国が小学生の弁護士と検事を派遣するという設定です。逆転裁判やダンガンロンパといった人気ゲームに似た雰囲気を感じますし、難解な用語が飛び交う法廷ものとはいえ、受け入れられやすい土壌は充分に育っているのではないでしょうか。

小学生が主人公ということで、低年齢層向けかと思えば決してそんなことはありません。読んでいると自分が小学生だった頃、クラスで何か問題が生じた際のあの息苦しい感じを思い出しました。女子と男子で意見が対立し、仕方なく多数決で解決しようとするあの緊迫感。クラスで一番優しくて気弱そうな子を選び、罪をなすりつけようとする(私はてんと君の無実を信じて疑いません!)残酷さ。疑われたときの辛い気持ち。原作者さんは、上手に小学生のことを描いていらっしゃるなと感じます。そして対象が中高生ではなく小学生であることで、裁判の異常性が際だっているのです。
個人的には、てんと君は本当にスズキ君を「食べる」のほうに票を入れたのかが気になっています。

某俳優さんと顔も名前も似ているベビー裁判官や、唐突に始まる古畑風の次回予告。ネタが豊富に盛り込まれていて大変楽しめました!
そして私のお気に入りとなった、プリキュア好きの美少女検事・パインちゃん。アバクは彼女にどう反論し、どう真犯人を炙り出すのでしょう。その鍵を握るらしい証人の存在……いったい誰なのかさっぱりわかりません!そわそわしながら次回を待とうと思います。