ナカノ実験室

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another-アナザー[綾辻行人:感想・書評]「ある年」が起こる時には誰も気づかないうちに…ネタバレ注意。


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※こちらの記事は、在宅ワークで寄稿を募集した小説感想記事です。

綾辻行人さんのミステリー・ホラー小説です。

「内容」

主人公榊原恒一が自分の病気の療養のためやってきた母の実家。その近くにある夜見山北中学校に転入し、クラスの異様な雰囲気に違和感を覚える恒一、実は恒一が転入してきた3年3組はある現象が起ころうとしていた。それは「災厄」と呼ばれる

毎月死亡者がクラス関係者から出るという恐ろしい現象だった!

その現象が起こる年は「ある年」と呼ばれ、「ある年」が起こる時には誰も気づかないうちに「死者」と呼ばれる本当はいない人物が紛れ込む。

この「災厄」を止める方法は2つ。
一つはクラスから「いないもの」と呼ばれる死者によって増えてしまった人数を元通りにして、みんなから無視、いないものとして扱われる人物をつくること

もう一つは死者を殺すこと―。

主人公と「いないもの」である見﨑鳴との出会い―

2人は災厄をとめることができるのか?
待っている意外な結末とは・・・・・・・

「感想」

意外な伏線回収、ラストに近づけば近づくほど伏線が回収されてとても面白いです、序盤は面白くない、と思う方もいるかもしれませんが
序盤に注意して読んでいると推理しやすかったりあそこはここの伏線だなっていうのがわかるととても面白いです。

ぜひ読んでみてください。