寄稿を頂きました。
まぶたが腫れ上がるほど泣いた、永遠の0
戦争映画はやばい、とわかっていたのですが、泣きました。
現在と過去が絡み合う演出がすばらしく、最初は「現代パートより戦争部分が見たいよー」と思っていたのに、気づけば現代パートに引き込まれていきました。これは現代で知った謎を過去の物語で解き、さらに現代で謎を提示されていくという流れがほんとうに上手だったからだと思います。伏線が張られ、それが綺麗にひとつずつ回収されていくのを見るのは、まるでピースがはまっていく大きなパズルが完成していくのを見ているかのような気持ちよさでした。
岡田准一の演技がすばらしくて、とてもびっくりしました!宮部という人物の清廉さや凛々しさを、こんなにしっかり演じられるなんて、と感動です。
個人的に大好きなキャラクターは、景浦でした!ツンデレヤクザ(?)可愛い…。
とにかく、ひとりひとりに生きている意味があり、誰かの人生に少しずつ絡んでいく、そんな運命を感じられるすばらしい映画でした。