ナカノ実験室

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ネタバレ注意!タッチ(あだちみつる)最終回感想・達也の優しさや複雑な胸のうちがわかるようになって…。


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寄稿を頂きました。

あだちみつる作 タッチ

誰がなんと言おうとタッチが私の中で名作中の名作です。
小学生の頃に読んだときも先が気になってしょうがなかったけど、それは野球の試合に勝って甲子園にいけるのか!?というドキドキ感でした。
それが高校くらいになって読むと達也の優しさや複雑な胸のうちがわかるようになってただの野球漫画ではなくなりました。
漫画の中の人物なのに達也に恋をしてしまってた感じです。

みなみちゃんのことも好きで大事で仕方ないのに和也に遠慮している達也が切なかったです。
生きていれば達也のあの性格でも和也とみなみちゃんを取り合うことが出来たのかもしれないのに、死んでしまったから気持ちのやり場がなく、みなみちゃんと前に進むこともできない達也。
でも最終回で3人の夢の舞台を自分の手でつかみとった達也がみんなに後押しもされて一歩踏み出す姿に感動しました。
また最後の最後のシーンで、達也の部屋に甲子園ボールと甲子園優勝の色紙が映しだされたところには涙でした。風だけがソヨソヨしていて現実のようでした。
素朴な絵なんだけど人の気持ちが繊細に描かれていて本当に素敵な漫画でした。