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ネタバレ注意!イタズラなKiss/最終回感想&あらすじ・1999年の作者急逝により未完のままです…。


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寄稿頂きました。

イタズラなKiss

IQ200の頭脳を持つ、超イケメン(だけどいやな奴)の入江君と、
頭も悪くてちょっぴり(?)ドジだけど一途に入江君へのアタックを続ける琴子の
笑って泣けて、キュンとする不朽の名作ラブコメディ。
入江君のツンデレっぷりはたまりません。
また、何度となくひどい拒絶をされてもまた立ち向かっていく琴子の姿にはたくさん元気をもらいました。

この作品は1999年の作者急逝により未完のままです。

なので、最終回も当然、最終回として描かれたものではありません。
私はこの作品を知ったのが数年前でしたし、読み始める前にそのことを知っていました。

両想いになっても結婚しても相も変わらず続く二人のラブコメっぷり。
大体少女漫画って両想いになるあたりが一番盛り上がるし胸キュンするのですが、イタキスはどこまでいっても面白いしキューンとくるのです。
(しかも結婚してから入江君がどんどんデレてくる!)
「こんな名作が途中で終わってしまうなんて…」
読み進めれば進めるほど、切なくなり、覚悟を決めていかなければなりません。

そして最後は、入江君が琴子に放った
「お前妊娠してないか」
という衝撃の一言で終わります。
えっここで終っちゃうの!?
この先続いたであろう、2人の子供とのドタバタ劇を想像すると、残念でなりません。

それにしても作者の多田かおるさんの死因なのですが、引っ越し作業中にうっかり大理石のテーブルに頭をうちつけ、その際に脳内出血…。
なんだか、主人公の琴子を生んだ作者さんらしいなと、不謹慎ではありますが思ってしまったりします。