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機動戦士Vガンダム テレビアニメ版
宇宙世紀153年、既に地球には、正規に在留出来るのは地球連邦政府の高官や、認められた人たちだけで、他の人達は全員地球に不法滞在する不法滞在者扱いになっている時代です。
主人公のウッソもそんな不法滞在者の一人。
地球滞在が認められたウーイックに住んでいるカテジナさんに憧れ、文通を楽しむ毎日。
そこにザンスカール帝国軍が押し寄せ、カテジナさんはオイ・ニュング伯爵と共に捕虜にされ、
伯爵はギロチンによる公開処刑、カテジナさんはクロノクルについていって、そのままザンスカール帝国のパイロットになってしまう。
クロノクルを愛してしまい、クロノクルとウッソが戦ってウッソが勝つと、
かつて、かわいがっていたウッソの殺害を思いつく。
「カテジナさん、こんなの間違ってますよ！」と言ったウッソの言葉が印象的でした。
何かに取り憑かれると、人間こんなに狂うものなのかと思える位のカテジナさんの狂いっぷり。
最後は盲目になり、女王マリアの娘として、女王の元にさらおうとしたウッソの彼女、
シャクティ・カリンさえ、目の前にしても全く分からない位の廃人になっていたのには、
もはや天罰が降ったとしか思えません。（それでもあれだけのことをしておきながら、
戦争で生き残ったのだから、勝ち組とも言えるかもしれませんが。）
