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美味しんぼ3巻第9話「板前の条件」感想&あらすじ・「岡星」という若い店主から話を聞く…ネタバレ注意。


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一言感想

グータラ社員の山岡士郎はと新入社員の栗田ゆう子は東西新聞社創立百周年企画「究極のメニュー」作りを担当している。
山岡士郎は海原雄山という芸術家であり、美食家の息子で自身も幼い頃から美味しいものを自然に食べて育ち、料理の腕も海原雄山お抱えの「美食倶楽部」に中学生の頃から仕込まれて天下一品。

そんな「美食倶楽部」で働いていた弟が海原に「美食倶楽部」を追い出されたという話を「岡星」という若い店主から話を聞く。
一緒に来ていた億万長者で美食家である京極万太郎に、海原雄山と山岡が親子であるとばらされてしまい、その弟が何故追い出されてしまったかを探ることになる。
同じような料理を食べた士郎は料理を一口食べただけで、海原と全く同じ結論をだしたのだった。

好きなところ。

結果は弟の良三が煙草を吸っていたことだった。そのヤニ臭さがいくら手を洗っても料理についたのだ。
しかも一流の料理人には煙草は味覚の障害になってしまうという。
何だかんだでお人よしの山岡は昔の伝手を頼って、父の性格も読み、良三を助けるのであった。

好きなエピソード。

海原は良三の兄の店「岡星」に立ち寄ろうとして、山岡を見つける。
しかし黙って立ち去り、今回のことに山岡が手を貸したと悟るが笑っていた。

  • 美味しんぼ(文庫本)3巻
  • 第9話 板前の条件
  • 作:雁屋哲  画:花咲アキラ