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コヨーテアグリー/映画感想&あらすじ!ボロボロの部屋で一人暮らし、空き巣に入られ、アップルパイを買えず…ネタバレ注意。


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コヨーテアグリー 父の愛らしさに注目の映画

少し古い映画ですが、最強の名作だと思っています。
洋画が好きでよく見ますが、役者さんの名前が覚えられないのはご容赦下さい。
どこの国でもお金がないと何も出来ないのは共通ですが、ニューヨークでのボロボロの汚い部屋で一人暮らしと紹介されても、何故だかおしゃれに見えてしまう私。
そんなボロボロの部屋で一人暮らしを始め、空き巣に入られ、アップルパイを買えず、みじめに思った店員さんにアップルパイをサービスしてもらうなんて、ちょっとずるいぞと思ってしまう私。

そんな話に出てくる、田舎娘の主人公を温かく見守りたいけど、ニューヨーク行きを最後まで反対しているお父さんが子供の様で可愛いのです。
最初の印象は、すごく太ってるけど大丈夫ですか?と心配になります。
一人娘が一人でニューヨークに行ってしまったら、俺の世話は誰がするんだと言わんばかりに何もしないお父さん。  
太っているので食事もカロリー制限付き。娘がニューヨークに行った後は好き放題に食べまくりの部屋ちらかしまくりで、自分では怒られたってしないもんと突っ張る小学生の様です。
そんなお父さんが自分のお父さんだったら嫌だなと思いつつも、惹かれてしまう不思議な魅力のお父さんです。
その魅力は何かなと見て行くと、やっぱりお父さん、一人の父親だという事です。
自分の事は何もしなくても、娘の夢を壊したくないけど心配だから反対してしまうのは親だからこその感情です。出て行く娘を反対したけど、夢を諦めて帰りたいという娘にも反対します。
バーで働いている事を新聞で知り、事情も知らずに娘が不良になったと機嫌を損ねて娘を無視する可愛さと、夢の実現のために舞台へ向かう娘を職場の人たちと盛り上げる娘大好きな気持ちを隠さない素直さ、頼りない部分が多いけど、全世界が敵になっても味方でいてくれると思わせてくれる素敵なお父さんがとても印象的な映画です。