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夜桜四重奏~ハナノウタ~アニメ版(ヤスダスズヒト)感想&あらすじ・主人公の秋名は人間で18歳ですが町の生活相談所の所長で…ネタバレ注意。


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一言感想

妖怪と人間が仲良く暮らす平和な街を守るため色んなものと戦う少年少女の物語

面白いところ。

登場人物の相関図が色々複雑で面白いです。主人公の秋名は人間で18歳ですが町の生活相談所の所長でヒロインのヒメは女子高生なのに町長です。二人は人間と妖怪が仲良く暮らすのがいいと思っていますが、元老院は妖怪を排除し人間だけの世界にしようとしてます。さらに土地神もいますが中立の立場をとりつつ、こっそり手助けしてくれたり。そこに街の平和を脅かす敵が現れるので状況により敵にも味方にもなったりします。

好きなところ。

夜桜四重奏は以前もアニメ化していますが、今回は内容も絵柄も変わってアニメ化しています。以前のものより明るい雰囲気が強いです。特に絵はコミカルな要素も加わり、キャラが活き活きとして魅力に溢れています。

好きなキャラ。

秋名が所長を務める「比泉生活相談所」の所員で妖怪のアオが可愛くて好きです。ネコミミの様なものが付いてますがただの飾りではなく、人の心を読む「サトリ」の象徴になってます。兄の体が敵に乗っ取られているので、以前のアニメでは暗い表情が多い印象でしたが今回は様々なコミカルな表情を見せてくれます。そのどれもが可愛く魅力的です。食べる事が好きで大量のおにぎりを食べたりします。

好きなエピソード。

ヒメの祖母がいなくなり、ヒメが町長を継ぐ事になった時の話が好きです。ヒメはいつも長いマフラーをしているのですが、そのマフラーはこの時秋名から貰ったものでした。でも実はいつも意地悪な骨董店のおじいさんもヒメを心配し元気づけようとしてヒメが欲しがった大事な茶碗をあげようとしていました。ヒメは秋名が元気づけたからとやめてしまうのですが、意地悪の裏にもそういう思いがあると分かって良かったと思います。

おすすめ。

原作とは雰囲気が違いますが、初めてみる人には入りやすい雰囲気だと思います。一つ途中のエピソードが飛ばされます(原作単行本に限定版としてアニメがついていました)が、ダイジェストも流してくれるので見れなくても大丈夫だと思います。

作品に関する思い出。

以前アニメ化したものも見ていたので最初は少し違和感がありました。けど見ていくうちにそれもなくなり、今ではこちらの方が合っていると思うようになりました。