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失恋ショコラティエ8巻/感想&あらすじ・薫子さんのエピソード・サエコさんに言われたとおりに、関谷を食事に…(ネタバレ注意)。


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失恋ショコラティエ8巻・切なさの最骨頂

今回一番印象的だったのは、薫子さんのエピソード。サエコさんに言われたとおりに、関谷を食事に誘います。そして、サエコさんのアドバイスに従って会話を楽しもうと頑張るのです。しかし、やっぱり薫子さんは薫子さん。悪口に走ってしまいます。私は、薫子さんのこういうところが好きです。まっすぐに自分の気持ちを表現するところ。薫子さんは自分のことを可愛げがないと言いますが、私は素直で可愛いと思います。

けれども、結局関谷とも発展せず。薫子さんは、爽太くんと付き合ったとしても素直になれなくてきっと辛い思いをするだろうから、関谷とうまくいってほしいと密かに願っていた私にとって、正直残念な展開でした。
そして、本編の爽太とサエコ。「さぁ、それじゃあ、ドロドロに汚れましょうか」の言葉通り、ドロドロでした。サエコさんと一緒に暮らすことを決意した爽太。しかし、そのことを話す前に、サエコは家に帰ると爽太に伝えます。もうね、なんて悪女なんでしょうね。サエコさん。あそこまで爽太との関係を発展させといて、結局旦那の元へ帰るんかい。理解不能です、ほんと、この女。そして、爽太が切ない。切なすぎる。笑いながらサエコさんに話すのです。自分が話そうとしたことを。アホな妄想だと言いながら。相当な決意だったんです。爽太にとって。でも、最後まで笑顔を崩さなかった爽太。切ない通り越して痛々しいです。そして、最後のモノローグ。胸が締め付けられました。何も言えなかった爽太。でも、言えないよ。言えるわけないよこの状況で!!爽太に同調して、涙が止まりませんでした。
次巻はとうとう最終巻だそうです。この片思いのスパイラルをどう決着させるのか。とても楽しみです。