ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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エル(髙橋美由紀)感想&あらすじ・短編がたくさんあるので、見飽きないし、人の闇を一つ一つ…ネタバレ注意。


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一言感想

海から始まり、海に終わる。って言葉を思い出す1冊。人間の愚かさを考えさせられる。日頃の行いは、いざってときに良くも悪くも出てしまうんだなぁ。

好きなところ。

短編がたくさんあるので、見飽きないし、人の闇を一つ一つ解説してもらっているようで、反省しつつ、洗われるなぁと思いつつ。。。

好きなキャラ。

エルは、海から来た人を見定め、判決を下すもの。正しいもの心優しきものを大切にしてくれるし、その人、一人のために国がなく建ったり、
その一人のおかげで国が滅びずに終わることもあるんだと思った。人から見ると、いろいろと考えて生きているのも大変そう。

好きなエピソード。

一人の男の子は、小さい時に竜を見たといいながら大きくなり、素行が悪く、町でも評判の不良ものと言われる。しかし、幼馴染の女の子は、
その男の子の言っていることや、やっていること、素行に対し偏見を持たなかった。むしろ、その子を認めてほしいと町の人に言いたかった。
そんな時、海に竜がいないか見に行ったとき、エルにであう。そして、その後、エルのことで言い合いとなり、そこに居合わせた女の子が海へ落ちてしまう。
助ける男の子だったが、疫病神扱いされ、町を出ていけと言われ、帰る場所がなく、海へ身を投げる。そこで気が付き、みんなに助けてくれたことを伝え海へ、
そこで待っていたものとは...。