感想
全巻通して読みましたが一巻一巻泣きまくりました。誰もが生まれてくるときにお母さんに多くの痛みを与えて生まれてきます、帝王切開でも通常分娩でも。今やっと安定期に入ったところですが22週までに流産する可能性もあり出血が怖くて運動など出来ません。安静にしていると脂肪がつきやすくなるそうなのでむやみにだらだらともしていられないのですが。
産婦人科の先生ばかりがすごいと思っていたのですが助産師さんも相当すごいです。通常の場合でも麻酔なしで会陰切開などでぶった切られたり突然帝王切開になってしまい、背中に麻酔をいれられて掻っ捌かれる可能性だってあるんです。私たち母親にできることは耐えることやとにかく頑張る事なのだと思います。作品中に結構出てくるのですがもし子宮を丸ごととることになってしまったらとずっと怖かったのですが、医師もすごく考えてくれているんだなと考えさせられました。最後まで粘って死ぬより、やっぱりなくなったほうがましかなと思います。ただ実際に突きつけられないとわからないと思いますが。24時間体制の病院で働いて自分も子供も助けてくれる人たちには頭が上がらないです。たくさん文句言われたりわがまま言われたりする理不尽なことにも負けずにがんばっていって欲しいです。この作品には救われました。