」で便利でお安く。佐藤健寿というカメラマンが世界を歩いて探す「奇界遺産」という少しおどろなテーマで被写体モチーフをさがすという番組でした。
変わった感覚のワードに興味をそそられ、あまり視聴したことがない深夜番組でしたが、いつも早寝な私は頑張って起きてテレビの前でスタンバイしていました。まず、出てきたのがタイの地獄寺、子供たちへの教育の一環として、ちょっとキッチュですが、地獄の様子を展示されています。鮮やかで明るい南国な色彩で造られており、不気味さもありません。次に北朝鮮のマスゲームの取材でしたが、動画は一切なく、詳細でリアルな情報もカメラマン佐藤は明示しませんでした。ちょっと、期待外れです。3番目に「廃墟の女王」という異名を持つ崩れかかった、アールデコ洋式の六甲の観光ホテルを取材していましたが、建物デザインとしては価値があることは分かりますが、なぜに廃墟になっていったのか、オーナーは誰か、往時の画像などもほとんど示されず、探索不足ではあるなと思われます。企画は面白いのですが、もっと掘ってほしいと歯がゆい思いだけが残りました。
