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女王の花9巻(和泉かねよし)感想&あらすじ・亜の国の姫として生まれた亜姫でしたが、実家が小国だった為に…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

亜の国の姫として生まれた亜姫でしたが、実家が小国だった為に実母とともに冷遇されて宮殿で暮らし地ました。ある日金髪碧眼の奴隷の少年薄星に出会い、彼は亜姫に一生の忠誠を誓います。しかし、亜の国の第二王妃土妃により実母が毒殺されてしまい、実祖父がいる黄の国に人質として送られます。少女マンガだと思って軽く見ていましたがこんなに重厚感が「ある作品だとは思いませんでした。

1巻ではなんと14歳の少女なのにたくさんの人に裏切られたり辛い目にあっていたりして読んでいて胸が痛みます。彼女が選択として一番正しかったのが薄星を味方においたことだと思います。彼がいなければどれほど精神力が強かったとしても14歳の少女であれば押しつぶされてしまっていただろうと思います。それと実母があんなにひどい仕打ちを受けていたのはきっと彼女が女として生まれたせいもあるでしょうが第二王妃の行動を知っていたであろうにも関わらず放置していたような男に娘として愛されたかったというのは悲痛な話だと思います。しかし実母を愛していた祖父も彼女を憎めなかったのと実力をきちんと認めてくれたのが運がよかったのだと思います。土妃が完璧な毒婦であったのが唯一の救いで彼女が少しでも亜姫の幼少時に優しくしていたのならあそこまでの復讐心でのし上がれなかっただろうなと感じました。