プリズンドッグの特集が感慨深かったです。
囚人に介助犬を育てさせることで更生へと導くシステムがアメリカにはありました。
2年という長い期間にわたり一対一で犬と向き合うことで、再犯率もぐんと減るそうです。
犯罪に走ってしまう人は孤独を募らせ人間関係もうまく築けない場合も多いと思われるので、赤の他人と接するよりあえて言葉の通じない犬の方が心を開けるように感じました。
しかし、2年間犬と遊んですごすのではなく、みっちりと150もの指示を犬に覚えさせる必要があるため、生半可な気持ちではやっていけないということも分かりました。
けれども、更生と言う名の元に物を作らせたり資格を取らせたりするより、はるかに心の更生を促してくれるように思いました。
日本でもこういった施設が一つ紹介されましたが、まだまだ普及していないようです。
成果のあがっているこうしたシステムを早く日本でも取り入れてほしいです。