磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~第160話「エロジジイと誘拐犯で候」(仲間りょう)
簡単なあらすじ。
志賀大八は春画を描いていたお北に大福を差し出す。しかしお北は大八を誘拐犯ではないかと疑う。その場面を物陰から見た磯兵衛は、2人が春画の取引をしていると勘違いする。
お北の春画を目にした大八は更に勘違いし、お北を連れて行こうとする。
そこに割って入った磯兵衛だったが、勘違いしたままの為に大八と磯兵衛は一触即発状態に。
お廻りさんが駆けつけ、何故か磯兵衛を誘拐犯として連行していくのだった。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
シーンというよりも、今回は、3人がそれぞれ勘違いし、すれ違いどんどんかみ合わなくなっていく流れが面白かったです。
決定的にこのコマが面白い!と感じられるものは今回ありませんでした。
勘違いに勘違いが重なり、どんどんややこしい事態になっていく流れが面白かったです。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
お北ちゃん可愛いです。中身がエロジジイなところもギャップがあって良いと思います。
大八もなかなか良いキャラクターだと思いました。コマの脇にある説明に「優しさすらTHE・武士」とありましたが、本当に根が優しいのが伝わってきて、更にそれが報われないところが余計に大八というキャラクターを魅力的にしていると感じました。
お北ちゃんも、大八も、再登場してほしいキャラクターです。
次回の展開予想や希望や想像など。
最愛のキャラクターである中島が登場しなかったのが、今回残念でなりません。
次回こそは中島メインの、中島が大活躍する話を読みたいです。
ただ、今回登場したお北ちゃんもかなり好みのキャラクターでしたので、彼女が登場する話ももっと読んでみたいです。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
賛否両論あると思いますが、思い悩み、苦しんだとしても、ちゃんと自分で決めて歩いていくことは、いくつになっても大事だと、この漫画を読んで思いました。
感想・書評「聲の形」ネタバレ注意・耳の聞こえない少女といじめの主犯格だった少年の成長の物語です(レビュー)。 #読書 - 面白い漫画を教えてください。