- P.A.(プライベート・アクトレス)(単行本)8巻
- PART30 キングアーサーの一週間
一言感想
女優として本格的に映画デビューをすることになった小早川志緒。
P.A.(プライベート・アクトレス)時代に関わった人たちも志緒のために映画に参加してくれる。その中には世間に秘密の父親、緒方正和もいた。
そんな志緒には誰にも内緒で結婚を約束している婚約者がいる。
羽村知臣(ともおみ)はもともとはP.A.(プライベート・アクター)だったが、死んだ父の後を継ぎ、傾いた会社を立て直した今では実情家になっていた。
二人は大女優と大実業家になった時に結婚しようと約束していた。
そんな知臣のスキャンダルやライバルの両堂沙耶香の妨害などによって本格的な芝居が出来ない志緒。
そんな志緒をさりがなく助ける知臣であった。
好きなところ。
P.A.時代に志緒が関わった人が勢ぞろいしての制作発表。
志緒にはまったくそんな気持ちはなかったが、続々と集まる関係者たち。
それぞれがでている話も小さく書いてあるので興味も持ちやすくなっている。
好きなキャラ。
羽村知臣。
(単行本)2巻から登場していた志緒の彼氏で婚約者。
P.A.としても一流だったが、実業家としても才能を発揮している。
今回は志緒に知られないように元P.A.としても実業家としても助けている。
好きなエピソード。
沙耶香が知臣を利用しようとしても全てを知っているために断った。
理由を聞かれた沙耶香のマネージャーに「志緒は俺の女だ」と万年筆を首に突き付け脅しをかける。
脅しはともかく言葉には女は憧れます。