ナカノ実験室

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憧れの人「HIDE(X JAPAN)」のコラム・地元、横須賀に行った時、偶然立ち寄ったCDショップの店長さんが…。 #人生


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HIDEというカリスマがいた事を忘れない

今週のお題「憧れの人」

中学の頃、X JAPANをテレビで見た時の衝撃は30歳になった今も忘れられない。
中でもHIDEの存在は異色だった。
派手なメイクに、今の音楽番組では考えられないパフォーマンス。
中学生の自分には、何もかもが光って見えた。
いつか生で彼等の演奏を見たいと思っていたけど、叶わないまま解散となってしまい、その直後に衝撃的なニュースが流れた。

何年か経って、HIDEの地元、横須賀に行った時、偶然立ち寄ったCDショップの店長さんがHIDEと関わりのある人で、「せっかくだから実家に行ってみなよ」と言い、住所を教えてくました。(内心は良いのかな?って思ったけど、当時の自分は嬉しくてしょうがなかった。)
早速行ってみると、玄関にファンが来た時の為に書いてほしいと、一冊のノートが置かれてた。
それを書いたり読んだりしてるうちに、まさかのご両親が帰宅。
お母さんがとにかく良い人で、幼少の頃の話とか色々してくれた。
最後にお母さんが言った一言が、涙なしには聞けなかった。
「秀人は絶対に自殺じゃない。先のツアーの話や、旅行に連れて行くから楽しみにしててって言ってたんだよ」って。
お母さんも泣いてた。
HIDEが優しい人という事は知っていたけど、お母さんの話を聞いて想像以上の優しさを持った人だと感じた。
HIDEが遺した物は今も絶大な影響力を持ってるし、これからも永遠の物だと思う。
最高にロックでカッコ良い。でも家族や仲間、スタッフ、ファン、すべてに対して優しさを持ったカリスマを、絶対に忘れない。