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リュウマのガゴウ5巻まで(宮下裕樹)感想&あらすじ【白皮】と呼ばれる化け物に怯え暮らす人々の唯一の希望…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

裏表紙より、「人類が圧倒的弱者となった世界。【白皮】と呼ばれる化け物に怯え暮らす人々の唯一の希望は、かつて世界を救ったという英雄【リュウマ】の存在。」これはそのリュウマと名乗る男がある町に現れたというところから始まる作品です。

リュウマというのはある一定の人物ではなくて、名前を受け継いでいくというものなのかなと思います。戦闘シーンに至るまでが少し長かったりするのですが、一度戦闘に入るとすごくかっこよくてまるで動いているものを見ているような気がしてきます。

作品中では、第4話が一番好きなのですが、リュウマを名乗る女の子がある町にたどりつき、そこで信じられないくらいの料理を平らげ、さらにあっけらかんと無銭飲食をするといった行動をするのですが、彼女はすごく強く、その街を牛耳っていたデブの支配者を懲らしめ、最後のひと言を残すのですが。その一言が、「私はリュウマの母親になる女だからだよ」というのです。

私も「いつか誰かの母になるのだな」と思って生きてきましたが、面と向かってこういうセリフを読むとなんだか感動してしまいます。この作品の主旨は必ずしも望んだ母体から生まれてくるではないので全く関係ないのですが。読んでいるときは「ガゴウ」の意味が全くわかりませんでしたが「雅号」という意味なんですね、なんだか納得です。