寄生獣セイの格率 第7話「暗夜行路」新一の変貌ぶりにドキドキ!
原作漫画を読んだことはありませんが、主人の薦めで見始めました。高校生である主人公の泉新一が、謎の寄生獣に右手に憑りつかれ、宿り木として生きていく様を描いた作品です。映像の一部には少々グロテスクな部分もあり、初めて見たときは戸惑いを覚えました。しかし、観ていくうちに、新一の身に降りかかるショッキングな出来事から目が離せなくなります。また、寄生している「ミギー」という寄生獣との関係性も注目です。
寄生獣は人間の敵のはずなのに、ミギーは愛らしく見えるときがあります。まるでペットのような相棒のような、不思議な存在だと思います。
寄生獣は生きるために人間を喰らい、そのために人間に寄生し乗っ取りますが、新一の母親もその犠牲となりました。第7話では、父や母を襲った寄生獣に復讐をするために立ち上がった新一が、ミギーの力を吸収しパワーアップした様子が描かれています。映像が綺麗だからか、スピード感あるシーンや迫力あるシーンでは思わず手に汗握りました。主人公が今まで出せなかった力を出せることに加えて、一般の人間にはない五感や身体能力の飛躍的な発達まであります。またこの回では、新一と同じように寄生されつつも、人間性を保てている仲間にも出会えます。今後は、強くなった新一の生き方や寄生獣の謎がどうなっていくのかとても楽しみです。