ナカノ実験室

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感想・書評・本タイトル】「不良品」既製品じゃない!【著者】宇梶剛士。〜約2千人を束ねたボスだった過去の日常〜ネタバレ注意「ブラックエンペラーという暴走族の頂点にたどり着いた由縁」(レビュー)。 #読書


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図書館で、ひときわインパクトがあるタイトルだったので、借りました。表紙は真っ白なワイシャツに身を包み、素っぴんの、現在俳優で活躍されている「宇梶剛士」さんが載ってます。
彼の過去は、バラエティー番組で少々知識がありましたが、書籍化されているのを知り迷わず手にとりました。
「ブラックエンペラー」という暴走族の頂点にたどり着いた由縁や、小学校高学年から中学生での波乱と苦悩。内容は、少年鑑別所に2度くらい入所した実態験、出身の東京(国立市)での、族仲間との派閥や、乱闘事件の中でも、自分なりの正義を主張する宇梶さんの独自の哲学がありありと書かれており、私は「この人は知性と仲間を統括するオーラが、すでに学生の頃から備わっていたんだなあ」とある意味カリスマ性を感じました。
非日常的なことばかり起こるのですが、全体を見れば、それは彼の人生に違いありません。
俳優になるきっかけが、故)菅原文太さんだった。というエピソードや、美輪明宏さんとも親交があるなど、オーラを持った人間には、やはり何か特別なものを持った、才能ある方と引き合わせる法則があるに違いありません。
宇梶さんは、ひとつひとつが一直線なタイプでした。納得するまでやる!男らしい人です。