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緊急取調室 SEASON3 第10話 最終話「最終話での犯人役、吉田剛太郎さんを、彼女の持つ矜持で、じりじりと追い詰めていく」【テレビ感想2019年ネタバレ注意】。 #TV


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緊急取調室、通称「キントリ」のメンバーたちの、平均年齢、いくつだろ?
50、、、?

そんな彼らの、ゆるい、低音の「うぃ~す」という掛け声が、たまらなく好きでした。
ヒロインの天海祐希さんが、最終話での犯人役、吉田剛太郎さんを、彼女の持つ矜持で、じりじりと追い詰めていくシーンが、見応えありました。
私にとっては、二人の大物舞台俳優の対決!なのであります。
天海祐希さんの魅力を語るとき、元宝塚の男役を抜きにすることはできませんし、吉田剛太郎さんのこの圧倒的な存在感は、演出家、故蜷川幸雄さんが大きな信頼を寄せたという実力の持ち主ならでは、なのです。
教育者のある意味で長である、校長役であった吉田剛太郎さんは、自分も一人の弱い部分を持った人間なんだと、どうしても捉えることができないんだけど、誰しも、自分だけを特別視してしまう箇所を、人って持っていると思う。
そういう心理を、深く、自分に重ねながら観てしまった。
そして、そういった吉田さんの虚飾みたいなものを、天海祐希さんが、1枚、1枚、剥がしていくのです。
1つ1つの表情、そして一言一言に重みがあるから、素敵な中高年がヒロインのドラマを、今後も希望いたします。