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ネタバレ注意!ARMS(アームズ)最終回感想&あらすじ・シリコンから進化した金属生命体、アザゼル…。


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寄稿頂きました。

ARMS (アームズ)

シリコンから進化した金属生命体、アザゼル。人類とは根本から異なるそれは、常に孤独を感じていた。アザゼルが求めたのは地球との融合でも進化でも無く、寄り添うものを求めたのだ。生命としての本能は、たがいに惹かれあい、結び付けようとする事。それこそが宇宙の真理。故に、人類の進化という幻想に縛られたキース・ホワイトには心を開く事無く、「ママ」を求めるアリスには、人類を滅ぼす力を与えようとした。

そしてそれは、「騎士(ナイト)」神宮隼人「白兎(ホワイトラビット)」巴武士、そして「魔獣(ジャバウォック)」高槻涼も同じだ。互いの意思を知り、寄り添う事でその力を発揮していく。特に、自らのアームズと向き合い、真なる力を覚醒させたのは、唯一戦う力を持たない「ハートの女王(クイーン・オブ・ハート)」久留間恵だろう。敵と戦う事が無く、その力はむしろ味方を無力化させるもの。だがその重みを背負い、リーダーとしての自覚と共に、仲間達を導く者となる。その成長があったからこそ、全ての戦いが終わって尚、全員の未来がある。寂しさに嘆いたけれど、明日に包まれたアリスと共に。