一言感想
今、私のお腹に子供がいるのですが、生まれてきてこんなにあざとくて賢い子供は嫌だなあと思いました。悪い子ではないあたり育てるのに悩みまくるだろうな。
面白いところ。
主人公は天才少女・二の宮きこちゃん、4歳ですごくお利口で様々なことを一人でやってのけてしまうのですがたまにする失敗や、おねしょなどたまにみせる子供らしさが面白いと思います。
好きなところ。
きこちゃんがお家にいて、テーブルに食事が並べてあるのを見るのが好きです。きちんと両親揃ってご飯を食べるということに憧れるのできちんと3人で食べているのをみるととてもほっこりします。
好きなキャラ。
きこちゃんが拾った本当は天使、の黒猫です。猫という生き物自体大好きで、子供が増えてかわいいのもありますが、きこちゃんの家族を守ったりしている、という設定がすごくいいと思います。
好きなエピソード。
きこちゃんが月見そばを食べるエピソードです。おいしそうな月見そばの表現が食欲をそそります。こだわって卵の黄身を最後に取っておく所、というシーンで思わずそばが食べたくなりました。おそばのおいしさがわからないので、最終的に遊び食べをしてしまうというオチもかわいいと思います。
おすすめ。
文字で強調されているのがちょっと読みにくいですが、子供でも面白いと思うので親子で読んでもいいかと思います。
作品に関する思い出。
子供のころ、BE・LOVEパフェという雑誌を祖母が読んでいてこの作品を知りました。久しぶりに読んでみると面白かったので思わず全巻通して読んでしまいました。
作者に関して。
BE・LOVEで、ぴくぴく仙太郎といううさぎの飼育マンガで知りました。大人になって読み返すと初代がすぐに死んでしまっているという事実にびっくりしました。2代目の仙太郎も大事に育てられているのでそちらも子供と読んでもいいかと思います。
その他。
きこちゃんすまいるは、1996年10月5日から1997年9月27日までアニメ化されていたようで放映当時は同年代だったようで驚きです。DVD化されていたらぜひみたいです。