ナカノ実験室

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感想・書評『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!樋口裕一』ネタバレ注意「子どもが小学生に入り、毎日日記を書かせているのですが」(レビュー)。 #読書


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この本の表紙の見出しには、「ドリル1冊与えるなら、白紙のノートを1冊与えてください」と書かれています。
この本を手にとったきっかけは、子どもが小学生に入り、毎日日記を書かせているのですが、どうも文章が拙い表現になるので悩んでいたからでした。
この本には、誰でも楽しくてどんどん書いてしまう「空想作文」という小学生が書いた本物の作文が掲載されているのですが、これがなかなかおもしろくて、抜粋しか載ってないんですが、その抜粋だけで子どもが食いついてしまうほど。たとえば、小学3年の子どもが書いた「山へ来た浦島太郎」。
子どもが作文に書かせるときに、うそを書いたらだめ、と指導するのではなく、しばりをなくしてしまうと個性が出てくる、と書かれています。
自分が小学校のころ、作文が苦手だったので、こうゆう本を母が読んで、私に指導してくれていたら良かったのに、と思いました笑。
子どもが小学生のうちから、たくさんいろいろな本を読ませて、ただの頭でっかちな知識だけの大人ではなく、知恵のある本当の意味での賢い子どもに育ってほしいな、と考えさせられる一冊です。