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機動戦士Zガンダム （TVシリーズ版）
ある意味一番悲惨な描き方をしたガンダム作品です。
女性的な名前とも取れる「カミーユ」と言う名前に「なんだ、女の名前か」とぼそっと言い放ったジェリドに対して、「カミーユってなまえが男でなんで悪いんだ！」と怒鳴りながらティターンズ士官のジェリドを殴るくらい、名前にコンプレックスを持っていたのに、
フォウ・ムラサメと出会って、初めて自分の名前が好き、だって自分の名前だものと、
自分の名前が本当は好きなことを認めるのは、確りと自分の弱さと向き合う、カミーユの成長ぶりが描かれていました。
その後のキリマンジャロ攻略戦でフォウの戦死を目の当たりにし、
地球の再生を願って、クワトロ・バジーナ（シャア・アズナブル）の連邦議会演説を強行出来るよう、Zガンダムに乗ってアムロのディジェと一緒に援護したり、
人の死が「こんなんで人間が間違っている」と言い、戦争の火種になっているハマーン、シロッコと死闘を行い、シロッコの殺害に成功するも、自分自身もおかしくなり、廃人同様になってしまう、幼なじみの恋人、ファ・ユイリイに助けられ、むしろ恋人のファ・ユイリイはガンダムZZになって、カミーユを働きながら看病している方が、よっぽど好意的に描かれていた。
