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花子とアン第1週「花子と呼んでくりょう」感想&あらすじ・母「ふじ」は、「はな」が東京の女学校に行って…(ネタバレ注意)。


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花子とアン第1週「花子と呼んでくりょう」第6回ー「はな」と家族、小学校の人を演じる俳優さんがすごい!

「はな」の母「ふじ」は、「はな」が東京の女学校に行ってたくさん本を読みたいという気持ちに気づいていました。そして、自分の父、つまり「はな」の祖父に、「「はな」の夢をかなえたい」と頼むのでした。「はな」は東京の女学校に行くことができました。学校で担任の先生から話があって「はな」が同級生にお別れを言ったとき、同級生たちは、「はな」が学校に初めて来たときのように机の上に正座し、「はな」に、口々に呼びかけるのでした。

おもしろいところはやはり、同級生たちが机の上に正座をしたところです。子どもたちなりの、「はな」に対するはなむけの気持ちが表れていて、実に微笑ましく思えました。
好きなところは、「はな」の同級生たちが、「はな」とお別れをする様子を見ている先生が涙ぐんでいたところです。方言をつかいながらもまじめ一筋で、師を敬わない態度や常識を逸脱したことを一切許さない先生が、机の上に座るのを黙認するという例外はまあ、ありなのかなと思いました。何も言わないどころか、子どもたちのお別れの様子に感じいっているのが少し意外でした。本当はすごく子ども思いの先生なのだなと思いました。
好きなエピソードは、「ふじ」が、行商人である「はな」の父から自分の知らないことを教えてもらうのが楽しみで、「はな」の父と結婚したということです。それで「はな」の気持ちが理解できたと考えれば納得できます。「はな」の父が、奉公から帰ってきた「はな」の兄と気まずい雰囲気を醸し出していたのも、「はな」の父が、もっと視野を広げるべきなのにと思っているからなのではないかという気がします。そのように感じさせる含蓄のある演技ができる俳優さんの素晴らしさに感銘を受けました。