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EATER-イーター全5巻(うすね正俊)感想&あらすじ・17歳の女子高生清水青子はその日2匹の鬼を目撃します…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

深夜、修行中だった17歳の女子高生清水青子はその日2匹の鬼を目撃します。その鬼は実は宇宙から来た生命体、「EATER」である黒丸とその息子の紅丸だったのです。紅丸は霊能者である母親の体内にいるとき、宇宙人である魂を取り除いたため心が人間のまま生まれました。しかしそのせいで不完全体となってしまい、同族である「EATER」を憎んでいます。

少しグロテスクというか、映画の「エイリアン」を彷彿とさせる外見のEATERはなんだかちょっとかっこいいです。結構シリアスでどろどろとした展開が多くあまりの緊張感に読んでいるこちらまでぞくっとしてしまうシーンもあるのですが、ヒロインの青子がかなり華やかというかぱっと解きほぐしてくれるような行動をしてくれるので思わず笑ってしまいます。つられて、作風までころっと変わってしまうのでそのギャップが面白いなと思います。

連載が1990年ということなのでまだ私が生まれてない時代だった作品を読むと当時はこんなものまで細かく細かくアナログで描いていたんだなーと驚きます。青子のファッションが、今と違和感がない個所があって流行ってこんなに早くローテーションするんだなと感じました。第1話で青子をかばった紅丸を自宅まで運んだという描写にはすごい度胸のある女の子だなと思いました。